日記20081020 LoudPark2008

2008年10月18日。ラウドパークを観に埼玉アリーナへ。
通常俺はあんまりフェスとか行かないのだが、今回はCarcassとObituaryが来るってんで、行かないわけにはいかない。
東北の某県からわざわざ出てきた弟とさいたま新都心駅で待ち合わせ、会場へ。

すでに開場してる時間にもかかわらず、物販の列がすさまじすぎ。歩きに歩いて最後尾まで行ったが、1時間程度待った挙句弟のお目当てのCarcassのTシャツは売り切れで、ObituaryのTシャツだけ買った。俺は何も買わなかった。

それだけならまだ良いが、クロークに荷物を預けようと並んだところこれがまたまったく列が進まない。運営がアホだとしか言いようが無い。何もかも効率悪すぎ。人の動きとかぜんぜん想定できてない感じ。無駄にスタッフはいるのに。あまりに呆れたのでクロークに預けるのをやめた。結果的にはこれは正しい判断だった。

入場すると、開場周辺同様当然のごとく黒いTシャツの集団・・・。まぁ俺も弟も似たようなもんだが。。。飯を食おうと思ったが、通路は人だらけだわ、店にも人だらけだわ、メニューはクソ高くて量は少ないわ、何もメリットがないので、当然のごとく一時出場して外の陳麻家で食った。坦々麺セットで900円ナリ。旨かった。

といったあたりで中に入ってみると、メタリカの曲をチェロで演奏してる人たちが。。。ああ、これがアレか。APOCALYPTICAか。マサ伊藤の番組で見たことがある。普通にスゲエと思った。ディストーションかかったチェロを長髪振り乱して弾く姿はなんとも異様でカッコいい。

で、OBITUARYの出番はすぐに来た。なるほど、二つのステージを交互に使うのね。これなら確かにタイムラグが少なくてすむな・・・でも必ず左右どっちかに偏っちまうっつーのはどうなんだろう。。。
いやーOBITUARYスゲエ。俺の好きなWorld
Dimeseの曲はあんまりやってくんなかったけど、速い曲を矢継ぎ早にやってくれてかなり興奮した。ジョン・ターディのヴォーカルカッコよすぎ。どうやったらあんな声が出せるのか。ドラムのプレイで、速い曲をたたく時に、スネアとハイハットを同じタイミングで叩いていた。普通ハットは4つくらいで刻むか、スネアの裏にハットを入れるかすると思うが、この叩き方のおかげか、独特のタメ感があるように思う。最近のアルバム未聴なので、聴いてみて確かめたい。たまらん。

MESHUGGAH。演奏スゲエ。でも曲を知らないのであんまり楽しめなかった。。。なんかToolみたいな感じの難しいメタル、という印象。めちゃくちゃ上手かった。買って聴いてみよう。

DRAGONFORCE。。すいません寝てました。。。

SONATA ARCTICA。Carcassでアリーナのステージ前に行くために並んだりしてたのであんまり意識して見なかったけど、上手いなぁと思った。人気あるんだろうな。ドラムスゲエ綺麗な顔してた。。女かとおもったら男なのね。

CARCASS・・・!!いやもうハンパじゃない。桁外れ。カッコいいどころの騒ぎじゃない。
ドラムがケン・オーウェンじゃないので、あのドタドタした後ノリドラムじゃないところがちょっと違和感があったが、こんなジャストタイミングなCarcassも良いもんだ、と思った。ビルかっけー。スゲエスタイル良いしイケメンだし。歌ってくれたらもっとよかったのに。ジェフの声やっぱり最高。個人的に一番テンションがあがったのは「人体ジグソーパズル」のイントロが始まった時だな・・・。曲は3枚目・4枚目が中心な感じか。俺はあんまり1枚目と2枚目は聴きこんでなくて3枚目4枚目を熟聴してる普通のファンなのでこの選曲は非常によかった。5枚目からは1曲くらいしかやんなかったかな?それにしても結構女性もいたし、若い人も多かった。Carcassファンが思いのほか多いことに感動し、そのファンがモッシュピットを作ってぐるぐる回ってる・・・ってのにも感動し、何より映像の中でしか見られなかったCarcassのメンバーが目の前で演奏しているという事実に感動した。。。

AVENGED SEVENFOLD。未見です。。

DOWN。フィル・アンセルモとREXが目の前にいる、ってことに感動しないといけないはずなんですが、あんまり感慨がなかった・・・。DOWNの曲聴いとけばよかった。1枚目は持ってたけど・・・あんまりピンとこなくて聴いてなかったからな・・・。

SLIPKNOT。フロアはスゲエ盛り上がり。3曲くらいしか見なかったけど、聴くのと観るのは大違いですなこのバンド。観ないとぜんぜん意味無い、ってくらいスゲエパフォーマンス。というかエンターテインメント、と言ったほうがいいのかも。CDだとほとんど意識することの無いパーカッションが、小太鼓かついでドカドカ叩いたりセットがびよーんって上に上がったり、と非常に面白かった。いやーズルイわ。


余韻に浸りつつも、帰りの電車が地獄になることが予想されたので速めに帰宅、というか赤羽の友人宅に弟とともに押しかけ、そこで二次会。

いやーしかし楽しかった。
もっと知ってるバンドがいっぱいでたらもっと楽しいんだろうな。