認定スクラムマスターになったので
2010/6/17・18 に、大阪で認定スクラムマスター研修を受けてきました。
んで、こないだScrum Allianceからメールが来て、テスト受けろと言うことだったので受けて、無事認定もらいました。
一人20万もかかるんですが、会社に出してもらっちゃいました。
いまウチの会社にはスクラムマスターが20人くらいいます。日本に百数十人しかいないのにそのうち20人ですぜ。
スクラムマスター増やしゃ良いってもんじゃないと思うけど・・・まぁ良いことだと思います。
スクラムマスター研修と言うと、この業界でとびっきり優秀な人々が集まってくるので、人脈作りにも非常に有益な場所です。
俺みたいな、プロダクトコードを書いてなくてマネジメント側に立ってる、という人はまれで、大体みなさんおもいっきりプロダクトコードをバリバリ書いていらっしゃる。
そしてマネジメントもバリバリやっていて、現場に課題を感じていらっしゃる。
スゲーなー・・・と思います。俺も負けてられん。
で、俺ももうすぐ転機があるし、それまでに出来る事は色々やっておこうと思うので、自分を律するためにこのエントリを書きました。
自分の思うスクラムマスター像と、現状のギャップ
- スクラムマスターは、技術を知っていなければならないと思います。細かい、実装寄りの話は当然ですが、最近
http://gihyo.jp/event/2010/agile
に行ってきて聞いた話も合わせて、「継続的インテグレーション(CI)」「オートメーション」のあたりの知識が重要だなぁ、と思うようになってきました。優秀なスクラムマスターはそのへんに詳しいはず。
→現状、「継続的インテグレーション(CI)」「オートメーション」のあたりの知識が特に足りてません。.NET系はIDEがやってくれちゃう部分がかなり多いので、IDEの使い方を覚えると同時にこのあたりも覚えられちゃったりしますが、Javaやその他LLの場合はそうはいきません。個々のツールの知識が俺には特に足りないです。
- スクラムマスターは、Scrumによる開発がどう進むべきかを理解し、プロダクトオーナー(顧客)・チームを導かねばならない。
- スクラムマスターは、プロダクトオーナーを導くために、何がビジネスにとって重要なのか、開発しようとしているソフトウェアの価値は何なのか、を突き詰めて考え、誰にでも分かりやすく伝えることが出来なければならない。
→ここらへんは難しいところですが、ファシリテーションスキルとかコミュニケーションスキル、という面で言えば、技術的スキルに比べればまだ実績も知識もあると思っています。自信は無いですが・・・。
他にも色々あるけどパンクしてしまうのでこんなとこかな。
ギャップを埋めるために今後やろうと思ってること
- Javaでの開発に関連するもろもろの知識を習得する。デザインパターン、アーキテクチャパターン、J2EEパターン、HudsonによるCI、JUnit等を使ったテストのオートメーション化、といった辺りを習得する。自分でやってみる。Linuxの知識が必須になるのでVirtual
Box+Ubuntu Serverみたいな環境を作って練習。
- Scrumについての情報は英語が非常に多いので英語で資料を読みこなせるようになる。
- プロジェクトマネジメントについての知識習得。主にリスクマネジメント。PMBOKは一通り勉強したが、それをScrumにどう活用するか、という辺りの研究、事例収集。
って感じでしょうか。
趣味でRuby on RailsとかGAE/J もやってるけど、これらは後回しになりそうな感じ・・・。
まあ上記の勉強も面白いので別にいいんですが。
勉強の経過や結果はこのブログを使って整理していきたいと思っています。
しっかし俺、コア・コンピタンス無えなー。まあ今更作れませんがね・・・。多分。
あ、社内で認定スクラムマスター同士のLT大会やったのでそんときのスライドも貼っときます。
http://www.slideshare.net/bangucs/scrummaster-lt
ふざけてますが。